soujiの長文用

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大人向け数学教室をやるモチベ

なんで始めようとしたの?って聞かれたので書きました。

 

単に大人に数学を教えるだけなら、すでにある数学教室に所属することでも可能です。
前職を退職したあと、一度社内見学もさせてもらいました。
結局所属せず自分で起ち上げた方が楽だと思いました。
大人向けの数学教室の場合、数学を教える能力の次に求められるのは(もしかしたらそっちの方が大事かもしれないけど)、個人個人に合わせて学習を進めていくプランを練ってあげることです。
でもこの能力を伸ばすための補助は受けれないと思いました。
もちろん教室側はコンスタントにマッチングしてくれるので経験を積むには良いのですが、それは個人でも出来るのではないかと。
あとどうしてもお客さんが支払った代金の何割かを受け取るわけですが、私に教室側から3000円支払われるならばお客さんはその何倍もの金額を払っていることになり、正直全く未経験の自分はそんな自信はありません。
なので自分で起ち上げて自分の適正価格の確認しながら進めていきたいと思いました。
あとはそこまで多くのお客さんを取る気はないし(時間的にキツい)、隙間時間でやることを考えると個人の方が動きやすいのではと考えました。

 

もう1つの理由はスキルアップ
数学を他人と共有するための方法は様々で、形式だけでも、個人授業・多人数授業、ゼミなどなど。
そして参加者の数学に対する興味、経験も色々とこちらは選べます。
現在、プレゼンイベントをやっているので、様々な背景の人に一方的にプレゼンするスキルは付いていきそうなんですが、個人に寄り添って数学を楽しんでもらう能力を付ける機会も欲しいと思いました。
どうも学生時代から数学を使ってコミュニケーションを取っていくのが下手だなと感じていたので、その短所をなんとかしたい。
仮に将来全く別の数学との関わり方をすることになったとしても、この経験は役に立つはずです。
仮に自分よりも社会経験が豊富な方とやりとりできればサラリーマンに戻ったとしても役に立ちそう。

 

最後は自分の学問に対する態度から。
最近Twitterではつぶやいているんですが、
(私がその立場を担うかどうか、そしてそれに向いているかどうかは別として)自分以外の数学能力を底上げするためには大人に数学を教えた方が早いし効果的だと思います。
ここでいう数学を教えるとは、数学書が読めるようにするということではなく、
数学に対して(ひいては学問全体に対して)良い見方をしてくれるようになることです。
別に人間全員が数学を学ぶ必要はないと思います。

それよりも面白いことだってたくさんあります。
ただ他人の数学への選択肢を減らすようなことだけはあってはならないと思います。
経済的に弱者である子供が数学に興味をもったとして、その興味を伸ばせられるのは大人だけです。
その大人が「儲からないから」「将来性がないから」「地味だから」とかそんな理由で阻害しなければ勝手に子供は伸びていきませんかね。楽観的でしょうか。
「私は数学をやろうとは思わないけど、価値のあることではあるから子供には好きなだけやらせてあげよう」という人の増加が最後には良い未来に繋がっていきそうだと考えています。
またそのような引いた立場でもいいですし、もし本格的にやりたくなった人への窓口も多いに越したことはないですよね。
現在様々な取り組みがありますが、私も参加したくなりました。
私が出来るペースで関わっていきたいと思っています。

 

多分これからいろんなことに挑戦していきますが、出来る範囲で出来ることを増やしていかないといけないなと。
今は精神的にはかなり余裕があるので、真剣に楽しみながらいろんな人とどんどん楽しいことやっていきたいです。
お酒飲むより楽しいこと見つけられたらいいな。