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面白そうな飲み会のアイデアを出しあうだけの飲み会をやってみた!

裏難波大學の3大コンテンツの2つ目、大人向け数学教室のHPが完成したことで本格始動させることができました。
1つ目が学問を知ってもらうきっかけ作りのための裏難波大學開講日、
2つ目が(数学とかなり限定的ですが)学問を深く学ぶための教室、
第3が学問をする人たちの交流を目的としたイベント運営です。
第1、第2はある程度金銭が発生するため真剣にやる必要がありますが、第3は私自身が緩く楽しむための活動と私の中で位置づけています。
今現在は週に一回、私の位相空間論・測度論の復習として「代表の数学リハビリ自主ゼミ」と表して緩く、かつツッコミはきつめな自主ゼミをやっています。
交流というほどではないですが、私以外の参加者に特にノルマがないので負担がなく、気軽な質問を受け付けているので数学をベースとして良い雰囲気でゼミは進めていけていると思います。
少なくとも4月から脱退者なく続けていけているのがその証拠かと。

 

しかし、もともとはこれは裏難波大學のコンテンツの1つに含める気がなく、もっと緩く他の学問をやっている人と関われる機会を作れないかと考えていました。
そうなると何かイベントを企画することになるのですが、なかなかいい企画が浮かばない。
せっかく毎週使用できる場所を持ちながらもったいないと思いつつ何か月が過ぎました。
単に飲み会を開けば簡単ですが、それだったら裏難波大學って看板つけてまでやることかいなと。

 

こういう時は素直にみんなに意見を聞いてみようということで
そういった集まりに興味ありそうな友人に声をかけ、アイデアをもらうことにしました。
その「アイデア出し合うこと」そのものが面白い企画になりそうだったので、イベントのアイデアを出し合う飲み会っていうのを2回ほど同じメンバーでやってみました。
アメトーークの企画プレゼン会って楽しいじゃないですか。
あれって気軽に発表しあえてしかも実際に開催しなくてもいいからそこまで肩ひじ張る必要がないのが1つの要素だと思うんですよね。
なので、それを踏まえつつお酒を飲みながら楽しみました。

今回はイベントの様子と2回のイベントででたアイデアとアイデアに対する意見や改善案を紹介します。
そして幸運なことに満場一致でやってみたいと思えるようなアイデアが出ましたので、それについても書きます。

 

イベントの様子


幸いにもこんなフワフワなイベントへの参加者が2人見つかりました。
2人とも現在学生であり、1人は英米哲学・分析哲学専攻の博士課程院生、紛争解決学の学部4年生です。
それぞれの専攻分野は本人たちに聞いてみて(聞き方が悪かったかもしれません。。。)そのまま書いています。
会場はもちろん立ちのみ屋で。スライド写せるし使えるしお酒飲めるし。
イスが4つあるので、私いれて3人だからあと1人くらい参加してくれたらいいなと思っていたのですが、意外と提出されたアイデアの量が多くて、各アイデアに対しての意見も多く3時間のイベント×2回でも時間が足らないくらいでした。
形式としては、アイデアを好きな形式で発表してもらって意見を出すだけ。

そこまで大層なことはしてませんが進行役も私が兼ねました。
そして途中で冷凍ピザ焼き休憩をはさみつつ、思い思いの酒を飲んでました。

 

イデアたち


2回のイベントででたアイデアを1つずつ書いていきます。
特に誰が出したとかは重要でないので載せません。
順不同です(正直どのアイデアがどの順序ででたか忘れちゃいました)。


できれば学問が関係してればいいのですが、それを押し出すとなかなかアイデアが出しづらいと思い、各参加者に要求したのは

  • この立ちのみ屋でできる規模であること、またアルコールを出しても良い(むしろお酒を楽しめるほうが開催場所の利点を活かせていていいかも)
    実際に開催できるか、継続性があるかは無視する
  • 全く知り合いでない人がきても、イベントを趣旨を理解した人ならば楽しめる

くらいでした。要はやってみたいイベント案を出していこうって感じです。
ちなみ没案も各々発表していて、没案は没理由を添えて発表していく感じです。

当日企画を説明したテキトーなスライドは以下のURLから見れます。

やってみたい飲み会イベントの企画プレゼン飲み会 by souji on Prezi

半分徹夜した後くらいのテンションで書いたので、なぜか変な関西弁がでてます。


最強のデートプラン(in大阪)研究会


スライドは以下のURLから。

最強のデート(in大阪)プラン研究会 by souji on Prezi


おそらく誰でも関わったことのある「デート」という行為をテーマにして盛り上がれるかなと考えてみた飲み会。
題材が誰でも見聞きしたことがあるものないかなと考えていてこうなりました。
恋愛工学とか言い出すとちょっぴり胡散臭いし、別に学問チックに扱いたいわけでもない。
というわけでこんな感じになりました。
聴講側からの意見は
・「仮想女子」よりもある芸能人に固定した方が良いのでは?
これは女子の属性によってはある参加者からはイメージのしにくい存在になり議論しにくいのではないかという意見がでました。
例えば仮想女子を社会人1年目とした時、学生からは彼女がどのようなプランを喜ぶかを「すぐには」想像しづらいですよね。
また仮想女子のプロフィールをかなり細かく設定しなければ上手くデートプランをまとめるのも難しそうです。
というわけで、ある程度知名度がある、すなわちWEB上にプロフィールが充実している芸能人ならば議論がしやすくなるのは?という流れになりました。
つまり例えば「石原さとみをデートに誘うなら、こんなプラン!」みたいなのを(デートできるわけもないのに)みんなで考えるわけです。
これならアイデアを出すのも恥ずかしくないし、仮にプランがまとまっても参加者以外に公表しなければ良いだけです。

スライドにも書いてある懸念点ですが、ある程度お酒が入った状態でまとまるのかが心配です。
これは他の企画にも言えることですが、開催会場となるお店が狭いので、ある程度知り合い同士でやった方が議論もやりやすいだろうなとも思います。
特にこういう一歩間違えばセクハラにつながりそうな話題を扱うならば、ある程度は失言も許せるような間柄でやるのが理想かもしれません。

 

仮タイトル:信じる者次第では救われる


要約すると「初対面の人と打ち解けながら、雑学をインプットできる知的ゲームをするイベント」です。
ゲームのルールは以下の通り。発案者が持ってきてくれたプリントをそのままコピペしています。

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参加者の役割(人数)
・司会者(1)、詐欺師(1)、賢人(1)、市民(残り)
イベントの流れ
①司会者がクイズを出す。
②残りの参加者はクイズの答えを10分協議し、回答する。
③クイズに正解したら賢人・市民の勝ち。不正解なら詐欺師の勝ち。
クイズの条件

  • 4択程度の選択問題
  • 論理だけでは答えが導き出せないこと(×論理パズル)
  • 答えが存在すること(×神はいるか?)
  • 予習なしでは誰も知らないようなマニアックな知識が必要であること
  • 論理的にある程度推測が可能であること

クイズ例:平均寿命が最も短い県はどこか?
※詐欺師と賢人は初めからクイズの答えとその理由を知らされている。

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聴講側からの意見は

  • 企画の核となるクイズの問題をどうやって見つけるか
    問題の面白さによってこの企画の内容が変わるがそのような問題を主催者がどれだけ集められるかが鍵かも。クイズ例にあるような問題だと出身地の成育経験などで答えが分かってしまうので、誰しもが想像が付かないような題を出すのが良さそう。都道府県ではなく、例えば世界の国に関するクイズにしておけば全員同じ立場で楽しめそう。そのような良問の設定は発案者が頑張ってくれるらしい。
  • これをアイスブレークに使うのもよさそう
    これだけを何度もやるのも上記にある通り発案者の負担が増えるだけなので、問題数を減らし他の企画と一緒にして、このゲームを間に挟むなどすればちょうど良いアイスブレークになるのでは?
    参加者の1人が最近関わった学会にて似た手法の教育方法を見たことがあるというので、それとも比較することでこのゲームをした時の体験などから何かわかることがあるかもしれない。最初、この企画を聞いたときなるべく知り合いばかりでやった方が面白くなりそうだったが、数問をアイスブレーク感覚でやるのはいいかもしれない。ともかくどのように進行させるかも含めて一度やってみたい。試しに知り合い数人でやってみて、初対面でも盛り上がれそうなら他のイベントでも使用してみたいゲームに思えた。


「○○学入門」入門:哲学編


これは企画名にあるようなテーマのプレゼンを企画発案者が行うイベントです。
スライドではなく企画書のようなものを持ってきて発表してくれたので、それをこちらへコピペします。


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  • 本企画の趣旨
    新たな学びをはじめるとき、まず入門書に手を伸ばすひとは多い(と思う)
    とはいえ、入門書はあくまで入門の時だけ読むものだろう
    そこであえて、様々な学問分野の「入門書」だけに焦点を当て、それを読むことでどのような知見がどれだけ得られるか調べ、その結果をまとめて発表する(今回は哲学)
    → たとえば複数の入門書にまたがって繰り返し書かれていることは(どれだけ)あるか、などなど
  • 入門書と専門書は何が違うのか:入門書の特色
    思想家の内田樹いわく…
    「「専門家のために書かれた解説書」には、「例のほらあれ……参ったよね、あれには(笑)」というような「内輪のパーティ・ギャグ」みたいなことが延々と書いてあって、こちらはその話のどこがおかしいのかさっぱり分からず、知り合いの一人もいないパーティに紛れ込んだようで、身の置きどころがありません。」(内田樹 [2002]、『寝ながら学べる構造主義』、文春新書、p.7)「入門書は専門書よりも「根源的な問い」に出会う確率が高い。…(中略)…「入門書がおもしろい」のは…(中略)…「誰も答えを知らない問い」をめぐって思考し、その問いの下に繰り返し繰り返しアンダーラインを引いてくれるからです。」(ibid., p.11)
    → もしそうならばありがたい話だが、本当にそうなのか?
  • (しばしば主張される)哲学の特異性
    哲学は他の学問のように固有の対象領域(たとえば社会学ならば社会、教育学ならば教育)を持たず、学問に限らない様々な領域で提起された「根源的な問い」を扱う
    → ということは、内田説が仮に正しければ、「哲学入門」では「根源的な問い」のなかのさらに「根源的な問い」に出会える?
  • 発表までの道筋
    日本語で読めて、タイトルが『哲学入門』となっている著作をリストアップし、発表者の独断と偏見によって選ばれた代表的なもの(3~5冊)を読解、分析する
    → おそらく、現在でも容易に入手可能なものを優先することになると思う
  • 発表形態
    基本的にはレクチャー形式だが、ところどころで軽くディスカッションの時間も挟みたい

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聴講側からの意見は

  • プレゼン主体のイベントに寄せた方がいいのでは?
    参加者の1人(というか私)が「裏難波開講日」という、プレゼン主体のイベントを主催してます。プレゼン内容が魅力的なので、45分以上かけてしっかりとした内容にしプレゼンしてもらった方がいいではないかと考えました。当日の全参加者からも「ぜひ聞いてみたい講演」とのことだったので、上記のイベント主催者である私からぜひコンテンツとして提供してほしいと話しました。またプレゼンの内容も哲学の入門ということなので、初学者・興味のある門外漢向けという点でもちょうどよいと考えました。

 

勝手に企業の良いところプレゼン会


スライドは以下のURLから。

勝手に企業の良いところプレゼン会 by souji on Prezi


発案者の考えでは、やはり各自プレゼンを行うのが一番イベントとしては進行がやりやすい。
しかし、プレゼンを全員に用意させるとなると継続性はおろか参加ハードルが高くなり、そもそも一回も開催できなくなってしまう。
またプレゼンの内容によっては一部の参加者がおいてけぼりになるので、満足度もあがりにくい。
誰でも語りやすく、参加者が聞きやすいテーマはないかと考えた結果、これになりました。

 

誰かさんの没ネタ集

没ネタ集 by souji on Prezi


誰かさんが大量に没ネタを考えてくれました。よくもまぁこんなに変なアイデアが出るものです。。。
まぁこういう些細なネタを入れることで発表障壁を下げれるのでそれはそれでいいのではないでしょうか(自己弁護)。

スライド中に没になった理由も超簡単に書いています。

ただいくつか真面目に考えたものもあり、いずれ開催できるチャンスがあればやってみたいものもいくかあります。

 

やらず嫌いが治った話プレゼン会


4と同じく誰もが発表できそうなネタを探して生まれたアイデアです。
食わず嫌いが一番と多いと思いますが、勝手な偏見から避けていたものが好きなった、もしくは受けられるようになった(無視することはなくなった)経験って
誰にもあると思います。
それをネタにしてプレゼンしあう会になります。
出された意見としては

  • ポジティブな結果だけでなくネガティブな結果も発表アリにしてはどうか?
    つまり偏見をなくそうとチャレンジしてみた、やはり偏見通りだったという方向の話もOKということですね。ネタの根幹は変えつつ、発表の敷居が下がりそうだったのでかなり良い意見だったと思います。

 

日本で知名度の低い国をプレゼンしあう会


それぞれが他の参加者も名前を聞いたことないような国について発表するようなイベントです。
国をどのように語るかは発表者にお任せします。
もし、名前も知らなかったような国が意外と日本と関係してる、思いもよらない文化・社会システムを持っていたらと面白いと思います。
出された意見をしては

  • ・テーマをある程度絞った方がいいのでは?
    例えば食文化限定にするとか。それによって発表された国同士を比較しやすく、会自体もまとまりやすくなるのでは?という意見です。
  • 知名度の低い」をしっかりと定義した方がいいのでは?
    これは知名度の低さがその人の知識依存なため、もしかしたら発表者にとってはマイナーでも、発表者以外にとってはメジャーな国な可能性があることを考えたうえでの意見ですね。アイデア提出者曰く、マイナーさを表せるような指標があるということなので、そのような縛りの中でやってみるのは面白いかもしれません。

 

知られざる業界紙・業界新聞を語る会


実は大きな書店に行くと、その業界の人しか読まないであろう定期出版雑誌・新聞などがたくさんあることに驚かされます。
そんな雑誌・新聞を語る会になります。
その業界の中で盛り上がる話題って、外から見るとかなり興味深いことが多かったりしませんか?
そういう話題をたくさん聞けたら楽しいと思います。

 

youは何を知りにその学問へ


イベント名は某テレビ番組のパクリです。インスパイアです。
就職・院進・中退・企業などなど、どのような進路に進んだとしても、大学に進んだ人たちには自分の中で考えて学部を選択したはずです。
それぞれにその学問と関わった経緯があると思うんです。それを参加者全員がプレゼンしあう会になります。
他の参加者がどんな風に学生を過ごしてきたのかもわかり、専攻分野の内容を語ることが目的ではないし
学問をプレゼンに含みますがそれとのかかわりを話すだけだから
本来慎重にならなくてはいけない学問的プレゼンよりも発表障壁はかなり低くなると思います。
そして交流という点でも学問を絡めた長めの自己紹介をする感じなので良いと思いました。

 

実際にやることになったネタ


満場一致で9の「youは何を知りにその学問へ」をやってみたいとなりました。
学問が関わっていることは必ずしも要求はしてなかったのですが、みんないろんな学問に興味がある人ばっかりなので
このネタが採用されました。

なので実際に2018年11月25日にやってみることに。
イデア出しに付き合ってくれた2人に加えて、あと2人分くらいはキャパがあるので募集をかけてみます。

各自用意するものは自己紹介を兼ねた最大20分のプレゼン。
自己紹介に加えて、自分が学んできた学問と自分との関わりを語ってもらいます。
例えば

  • その学問を専攻にした、好きになったきっかけ
  • 実際に学んでみて、学ぶ前後での自分の中での変化
  • 例えば学ぶ前のイメージとは違ったこと、学んだあとに変わったものの見方・視点などなど
  • これから学んでいきたいこと
  • その学部・専攻特有の面白エピソード

を好きな順番、好きな配分で話してもらうといいかもですね。

プレゼンの形式は自由。スライドでも資料配布+スピーチ、スピーチのみなどなど。

参加費は1人500円。飲食は自由で、好きなものを持ち込んでください。立ちのみ屋なのでお酒を持ち込んでもらっても構いません。

学問が好きな人同士の交流を目的にしていて、イベント後は二次会(有志のみ)で飲みに行く感じ(私はこっちがメイン)

もし初回が楽しければ、メンバーを変えつつ定期的に開催していけたらなと考えています。