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交流イベント『YOUは何を知りにその学問へ?』をやってみた!

さる2018年11月25日に私の企画で裏難波大學の部活動の一貫としてとあるイベントを試しに身内だけでやってみました。
その感想を書こうを思っていたのですが、私は非常に筆が遅いので、イベント参加者の1人でライティングが得意な人にアルバイトとして感想文を書いてもらうことにしまいた。
イベント後の二次会も久々の楽しい飲み会で、帰宅した後のお財布の中身に絶望しました。。。
次は今回とは違う人も招いて開催してみたいと考えています。
それでは実際に書いてくれた本編をどうぞ!


本編

こんにちは!学生ライターの「凡さんす」と申します。紛争解決学などを研究している大学4年生です。

先日、当ブログ管理人のsoujiさんが主催する学問系イベント「YOUは何を知りにその学問へ?」に参加させていただいたのですが、この場を借りてその感想を書くことになりました。

結論から言うと、分野を問わず、学問が好きな方には広くオススメできるイベントだったと感じています!

以下で感想を書きますが、次回開催もあるとのことなので、この記事を読んで興味の湧いてきた方は、soujiさんの発信する情報を要チェックです!

それでは、どんなイベントで、どう面白かったのか、具体的に説明していきますね。

※記事は、2分ほどで読み終わります。


イベントの趣旨・流れ

イベントの趣旨を簡単に言うと、

「今自分が専攻している学問分野と自分自身との関わりをお互い紹介し合うことで、学問好きな人同士の交流を図る」

というものです。

※そもそもどういう経緯でこのイベントをすることになったのかについての説明はこちら→面白そうな飲み会のアイデアを出しあうだけの飲み会をやってみた!

次に、イベントの流れですが、各自、以下のような内容を含む最大20分のプレゼンテーションを行います。

 

・自己紹介

・その学問を専攻にした、好きになったきっかけ

・実際に学んでみて、学ぶ前後での自分の中での変化(学ぶ前のイメージとは違ったこと、学んだあとに変わったものの見方・視点などなど)

・これから学んでいきたいこと

・その学部・専攻特有の面白エピソード

 

参加者がプレゼン→質疑応答→次の参加者のプレゼン......という形で人数分発表を行い、最後にフリートークを行って終了しました。

飲食物各自持ち込みでワイワイ。終わった後は自由参加で二次会にも行きました。

個人的な感想

では次に、イベントに参加した感想を簡単に書きます。

前提知識がなくても、お互いのプレゼンを楽しめた!

学問的なイベントには珍しく、聞き手の前提知識の有無が問題になりませんでした。

というのも、あまり小難しい話に立ち入らず、参加者各自がその学問を修める過程で感じた(or感じている)驚きや疑問を、学習者目線で語れたからです。

今回のイベントでは、

・哲学2名

・数学1名

・紛争解決学1名

というバラバラな分野から参加者が集まっており、お互いの学問について殆ど前提知識を持ち合わせていませんでした。

前提知識が無い分野のプレゼンを聞くのは、多くの場合なかなか大変なことです。

しかし、今回のイベントは違いました。

専門分野の解説ではなく、プレゼンターがその学問に触れるきっかけとなったエピソードや、学んでみての感想などがメインとなったため、各分野に関する聞き手の前提知識の有無が、殆ど問題にならなかったのです。

自分の専攻に関わらず、学術的な話に興味がある人であれば誰でも参加できるという点で、非常に良いイベントだったと感じています。

自分の専門外の学問分野について知る良い機会になった!

今回のイベントは、自分の専門外の学問分野について知る良い機会にになりました。

各分野の内容について理解できたわけではありませんが、自分がその分野について誤解していた部分、実態とは異なるイメージを持っていた部分について、プレゼンを聞きながら認識を覆されることが多くありました。

というのも、それぞれの話者が、「その学問を始めるまでに抱いていた印象と、実際学んでみての感想」をお話ししていたからです(参加者全員ではありませんが)。

これによって、「外から見たその学問のイメージと、中に入った後のイメージの違い」が、聞き手にうまく共有されました。

例えば、哲学専攻のYさんは、

 

哲学を勉強する前:本屋さんでよく見る「名言集」に載っているような小難しいフレーズを生み出したり読み解くのが哲学だと思っていた。

哲学を勉強し始めてから:心に響くカッコいいフレーズは重要ではなく、そこに至るまでの論理を重視する学問なのだというイメージを抱いている。

 

というお話をされていました。

このような、「話し手自身が素人だった時から、どのように認識が変わったか」を説明することで、専門知識のない聴衆にもわかりやすく、その学問に対する誤解を解く(?)ことができたのです。

プレゼンイベントにしては、準備がラク

ゼミや学会での発表に限らず、学問系のプレゼンイベントにおいては、複雑な知識を正確に伝達しなければならないため、かなり準備が大変になります。

特に、前提知識のない他分野の人にお話しするとなると、表現を工夫しつつ内容を伝えないといけないため、プレゼンターの負担がかなり重くなるのが常です。

しかし、今回のイベントでは、自分の専門知識を解説するのではなく、自分がやったこと・感じたことについて語ればOKでした。

そのため、みなさん殆どリサーチを行うことなく、面白いプレゼンを仕上げてきていらっしゃいました。

私自身も、普段20分程度の研究報告を行う際にはなんだかんだ10-20時間程度の準備時間をかけていますが、今回は2時間程度で完了しました。

まとめ

以上、「YOUは何を知りにその学問へ?」の内容紹介および感想でした!

総じて、話し手としても、聞き手としても参加のハードルが低く、それでいて知的好奇心を満足させることのできる良いイベントだったと感じています。

1月ごろに新規参加者を交えて再び開催する予定とのことなので、この記事を読んで少しでも「面白そうだな!」と感じた方は、soujiさんのTwitter@souji04261)や裏難波大學のTwitter@UraNambaUni)を要チェックです!!

 

ライターのご紹介

大学4年生です。政治や哲学を中心にブログを書いたり、ドイツ語学習に関するライターしたりしてます。来年秋から、英国エセックス大学の修士課程でシリア内戦の研究する予定です。

Twitter@academicocktail):政治問題や社会問題についての意見、情報収集・発信の過程で得た気づきなどを呟いています。

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